今年最後夕張岳森林パトロール+登山道の笹刈りをしてきました
2017-10-02
今年最後第5回目の夕張岳森林パトロールに行ってきました。今回は登山道の笹刈りを兼ねています。天然記念物エリアですので、文化庁の許可を取ってもらいました。6時に出発冷水コースを進みます。9/18に上陸した台風の影響で冷水コースには数本の倒木があったが、F井代表の手で既に処理済みであった。
冷水コースにも若干であったが、笹が被っていた場所があり、それは剪定ばさみの出番。パチパチと新品のハサミで切込みます。笹は途中で切ってもまた伸びてくるので、時間がたったら被るでしょうが来年一杯は大丈夫だと思われます。
吹き通しから上の日陰の登山道には昨日の夜降ったと思われる雪がありました。風がやや強かったですが、真白になった大雪山、一部雪化粧の十勝岳連峰、遠く羊蹄山まで一望できました。ロープ撤収と笹刈り班に分かれて作業開始です。釣鐘岩から吹き通しまでは背丈が高い笹でしたが、大分綺麗になりました。1400m湿原の近辺は背の低いチシマササが木道を隠していましたが、木道が確認できるようになりました。
時間が無くなってきたので、蛇紋岩崩壊地から分岐までと馬の背コースは刈れませんでしたが、この区間はさほど被っていないので、問題ないと思われます。帰りは馬の背コースを通りました
が、先日の台風の影響による倒木が4本ありました。内3本に関しては40cm以上の太い木なので処置も大変かもしれません。来春の雪解け後にも例年数本の倒木があるので、まとめて処置する形になるかと思います。ヒュッテに到着したのは14時45分で15時過ぎにヒュッテを出発。下りの林道歩でしたが、作業付きの山頂までの往復13.5kmの後の9kmはとても長く感じました。
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