登山道整備を行いました

2017-06-14
【夕張岳登山道に至る国有林林道の通行について】
空知森林管理署より「夕張岳登山道に至る国有林林道の通行について」の発表がありました。2016.8.25付
登山等に関する通行規制等について(北海道森林管理局)
(夕張側・金山側ともに規制中ですので確認してください)
【林道通行等における問合せ先】
空知森林管理署 TEL: 0126-22-1940 森林技術指導官又は総括森林整備官

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6月11日(日)は夕張岳山開き前の通例行事のコースロープ張りを行いました。ロープを張った場所は、石原平、望岳台、蛇紋岩崩壊地、吹き通しの4か所になります。(1400m湿原は積雪の為おこなっていません)

★残雪・登山道状況
残雪は例年よりやや少ない程度と感じました。望岳台の先、前岳下雪渓で15mから20mの雪渓トラバースが3箇所あります。うち2箇所は傾斜もあり、滑落すると危険です。不安の場合は軽アイゼンやストック(ピッケル)があると良いです。徐々に小さくはなりますが、おそらく6月下旬まで残ると思われます。
木道の一部もまだ雪の下です。木道が濡れているととても滑りやすくなりますのでご注意ください。冷水コースは支障となる倒木はありません。馬の背コースは昨年の台風の影響で、一ノ越から下の部分に大きな倒木が6本ほどあります。くぐる事が出来る木もありますが、コース上に倒れている木もあるので大きく迂回する必要もでてきます。迂回する場合は足元の植物を傷めないようにご配慮ください。処理には時間がかかると思われます。(→6/24までに処理終了しています)

★ヒグマの痕跡
林道のゲートから約1km地点、分岐から馬の背コースに100m位入った地点にヒグマの物と思われる糞を確認しました。

★開花状況
最近は低温が続いたこともあり、やや遅いようです。以下、咲いていた花の一覧です。
スダヤクシュ、ネコノメソウ、ノビネチドリ、オオタチツボスミレ、ツボスミレ、ルイヨウショウマ、クルマバソウ、エゾノヨツバムグラ、フッキソウ、ヒメゴヨウイチゴ、クルママツクバネソウ、ミヤマハンショウズル、コウライテンナンショウ、レンプクソウ、エゾイチゲ、ミヤマスミレ、エゾツツジ、ツバメオモト、シラネアオイ、ミズバショウ、エンレイソウ、ケエゾスミレ、コヨウラクツツジ、オオカメノキ、エゾノエンゴサク、エゾノイワハタザオ、ショウジョウバカマ、ミネザクラ、ミツバオウレン、ウスハスミレ、ユウパリコザクラ、アポイタチツボスミレ、ハクサンイチゲ、タカネキンバイ、ユウバリキンバイ、ナンブイヌナズナ、ゴゼンタチバナ、ルイヨウボタン、オオバミゾホオズキ

★鳥類(鳴き声のみ)
ツツドリ、コマドリ、エゾムシクイ、トラツグミ、ヤマバト、ウグイス

(ボランティア会員によるロープ張りの様子)  (前岳下雪渓トラバース)

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